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運営委員長挨拶

 航空機業界EDIセンターは2001 年の4 月に運営を開始して以来、会員各社の皆様のご努力により発展拡大をしており、昨年度は会員会社数が291 社となりました。

 また、EDIシステムの大規模改修後、約8 年が経過し、安定した運用を継続できています。これらは一重に皆さま方の当該センターへのご理解、ご協力の賜物であり、厚く御礼申し上げます。

 さて、今年度の主な事業としては、運用センター業務に加え、使い勝手の向上や表示データ活用に関するソフトウェアの改善、情報セキュリティ基準の遵守やTier2/Tier3 間の活用を可能とする将来システムの調 査・要件等の検討の継続を予定しています。また、法令の対応として、昨年度の電子帳簿法の対応に加え、今年度はインボイス法への対応を予定しております。

 EDI は、ビジネスプロセスの効率化と正確性の向上に大きく貢献します。デジタルな取引や電子文書のやり取りによって、手作業の負担やエラーのリスクを減らし、迅速で信頼性の高い情報のやり取りを実現し ます。私たちのセンターは、これらの要求に応えるために、法令対応を含め、会員の皆様に価値を提供し続けることを約束します。

 最後に、3 年以上に及ぶ新型コロナ禍の後、新型コロナウイルスが5 月に5 類に変わり、コミュニケーションの重要性が一層高まっていることを認識しています。我が国航空業界におけるEDIの普及・発展に向 け、コミュニケーションの円滑化を図り、積極的に意見や情報を共有し、事務局を含めまして一同努力してまいりますので、ご協力よろしくお願いします。

第23 回航空機業界EDI センター運営委員会における委員長の挨拶要旨です。

三菱重工業株式会社シニアフェロー
民間機セグメント副セグメント長

名古屋航空宇宙システム製作所長
平野 祐二 運営委員長

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